※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
「あやかしトライアングル」第45話「すずの決意」の感想です。
「あやかしトライアングル」第45話「すずの決意」
前回は祭里の”パンツ”に関する話が主体でしたが、今回はすずが主体。
妖巫女の装束を作ってもらうべく、皆で”妖の隠れ里”へと向かうお話です。
祭里カワイイ
妖の隠れ里へ向け、山道を進むすず達ご一行。
里への案内人として画楽が先頭を歩き、いつもの妖メンバーも同行しています。
里の場所を祓忍に知られるわけには行かないため、祭里は目隠しをしたまま歩いています。
目隠ししたまま山道を難なく進めるなんて、流石は祓忍です。
一方、すずは肉体の鍛錬を積んでいるわけではありませんので、山道を進むのに苦労しているようです。
そんなヨタヨタ歩きのすずですから、歩いている途中で躓き、コケてしまいました。
そして、すずが転んだ先には祭里が…躓いた拍子に抱き着かれた“祭里”ちゃん”、いい声出てますね。前回からの”行”を継続し、順調に女の子になっている様子が伺えます。
この調子で女の子としての恥じらいをもって生活してほしいものです。
そんなラッキースケベも経験しながら“妖の隠れ里”に到着した一行。
しかし、里の妖たちは人間を警戒しています。
さらに、それが妖の天敵である”祓忍”ともなれば尚の事。
祭里はそのまま里に入ることはできないので、変装して村に入ることになりました。
黒い和服に身を包み、画楽から貰った狐の面で顔を隠した祭里。
似合いますね!可愛いですね!
いやぁ、好きですねぇ…….。
ちなみに、すずは”妖巫女”で現職の”妖の王”ということが知れ渡っているため、特に変装を必要とせず、警戒されるどころか里の妖たちに大歓迎されていました。
採寸という名の触手プレイ
村に入ってから画楽たちと別れ、祭里、すず、シロガネは妖巫女の装束を作ってくれるという妖の下へ向かいました。
教えてもらった妖の家に到着すると、いきなりすずの身体に絹糸が巻き付き始めました。
攻撃されたと思い糸を取り払おうとする祭里ですが、それをすずが制止。
“自分は敵じゃない”ことを証明するために一切身動きを取らず、巻き付く糸を受け入れるというのです。
人と妖のために耐えると決めたすずに祭里は尊敬の意を示し、すずの頑張りを見守ることにしました。
…というか、好きな女の子が目の前で触手プレイされている様子を「お前を見守る!」って言ってガン見するとかどんな絵面だよ…。こいつはとんでもねぇヘンタイだぜぇ…。
しかも、糸から解放された汗だくのすずを見て「すずの汗キレイ」と思うとか、祭里はもう手遅れだぜぇ…。
まあ、結局この触手プレイは仕立て屋の「オシラ」という蚕の妖が採寸するために行ったもので、敵対行動とかではなかったんですがね。
オシラさんも採寸する前に一言言えばよかったものを…。
すずは人間の敵になる?
さて、今回筆者がちょいと気になったところです。
今回のお話の中で、祭里が「すずが敵になるなんて絶対ありえない」と心の中で思っている描写が2回もありました。
「すずは敵にならない」というワードをわざわざ2回も出して強調したことには、何か意味があるのでしょうか。
単純に作者様が「すずは敵にならないよ!」って教えてくれているだけの可能性もありますが、「実は敵になる」展開の伏線の可能性も捨てきれません。
今のところ”すず”本人は人間と敵対するようには見えませんが、すずの中に眠る”歴代の妖巫女”達が人間に対してどのような感情を抱いているのか未知数ですからね…。
すずが人間と妖を繋ぐ”架け橋”となるか、それとも人間の”敵”になるか、今後のすずの言動に注目していきたいです。
感想/まとめ
前回散々”パンツ”見せてきたし、今回は妖の里に行くだけだし、えっちぃ要素は控えめかなーと思っていたらとんでもございませんでした。
まさかすずを脱がせて触手プレイまでするとは。
しかもその様子を祭里にガン見させるという謎展開。
いやぁ、好きですねぇ…。
ここ最近は徐々に矢吹神の本領を発揮してきているような気がします。
しかし、えっちぃシーンを描きつつも、ストーリー的に伏線とも取れる言葉や表現も含まれているのが矢吹先生の漫画の面白いところ。
ただえっちぃだけの作品ではないのです。
えっちぃ描写にはさらなる期待をしつつ、どんどん深みを増していくストーリーにも注目していきたいと思いました。
それではまた次回!
単行本発売中!
第4巻は6月4日発売予定!
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