※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
あやかしトライアングル第66話「祭里”嵐身”」の感想です。
あやかしトライアングル第66話「祭里”嵐身”」
祭里参戦!
風の術を封じられてしまった祭里の代わりに戦うも、暴走する想介に押され気味のすず達。そのピンチに駆け付けたのはやはり祭里でした。
未だ風の術を使えない状態であれど、それでも想介に果敢に挑む祭里。
手裏剣などの武器や持ち前の体術で想介に挑みますが、すずの魄も取り込んでパワーアップした想介には全く効いている様子がありません。やはり風の術が使えない状態ではロクに戦うことはできませんね。
しかし、祭里が来てくれたことですずの折れかけていた心は持ち直しました。
想介の気を引くだけならば、宗牙パイセンや祭里母でも同じこと、もしくはそれ以上のことができるでしょう。しかし、すずが全幅の信頼を寄せ、息を合わせられるのは共に育ってきた祭里だけ。強敵を相手にした時、頼りになるのはやはり祭里しかいないのです。
これだけでも祭里が参戦した事には意味がありますし、同時に反撃への期待も高まるというものです。
祭里の秘策
さて、暴走する想介を止めるべく参戦した祭里ですが、当然無策で突っ込んできたわけではありませんでした。
鏡の”中”という状況からヒントを得た祭里は、自分の状況が”魂力を体外へ出せないだけ”であることに気が付きました。魂力は消滅したわけではなく、外に出せないだけで体内では流れている。ならば、体内で魂力をコントロールすればいいのです。
そのことに気づいた祭里は、全身に魂の風を巡らせて力に変える術、”嵐身の術(らんしんのじゅつ)”を発動したのでした。
魂力を外に出せないなら体内で操ればいいとは、なるほどその手があったか!
まあ、元々術としてはあったみたいですが、祭里のおじいちゃんが難しいと判断して未だに教えていない術でした。1話から読んでも祭里にはそれなりに実力があるように見えますが、それでもまだ教えられないほどの難易度なんですね。
しかし、それを土壇場で成功させる祭里は、やはり戦闘センスが非常に優れているというか、まさしく主人公の器ですね。
ここからは祭里の反撃タイム。”嵐身の術”で強化された祭里は、パワーアップされた想介の一撃を腕一本で受け止めるとそのまま蹴りを入れて反撃。その勢いのまま怒涛の連続攻撃で想介を壁ハメを食らわせました。
そしてタイミングを見てすずに合図。最後に想介を救うのはすずの役目なのです。
流れるような二人の連携に拍手喝采であります。この勢いのまま無事に想介を助け出してやってくれい!
感想/まとめ
祭里の新技、そしてすずと祭里の華麗な連携が見れたお話でした。
魂力を外に出せないだけなら、体内でコントールすればいいなんて、なるほどそれがあったか!と思いました。魂力は体外へ出さないと術にならないという思い込みがありましたから、体内で操るという発想にはまさしく目から鱗でした。
それにしても”嵐身の術”で強化された祭里は強いですね。パワーアップした想介のパンチをその場から動くことなく腕一本で受け止めるとは…。術の発動前も攻撃を腕で受け止めていましたが、その時は腕からミシッという音がなって勢いを抑えきれずに吹き飛ばされていましたから、滅茶苦茶パワーアップしてることがわかりますね。
その後も想介を怒涛の勢いで壁際へ追い込んでいますし、術の難易度が高いだけあって効果は絶大ですね。これなら今後に強敵が現れても問題なく戦えそうです。
そして、想介を追い詰めてからのすずへの流れるような連携。長年共に育ってきた祭里とすずだからこそできる良い連携でした。
さて、ここからはすずの出番。祭里が想介を追い詰めたのは”倒す”ためではなく”救う”ためなのです。祭里の作ってくれた隙を突いて、想介をカゲメイの呪縛から助け出すことができるのか。
祭里とすずが自分を助けようとしてくれていることに涙を浮かべる想介。これは是非とも助けてあげてほしいですね。
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それではまた次回!
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