※この記事はネタバレを含みます。
こんにちは。重平です。
遂にやってまいりました、秀知院学園生徒会選挙当日!!
白銀御行vs伊井野ミコの一騎打ち!
選挙戦を制し、生徒会長の座に就くのはどちらなのか!
マスメディア部に負けじと感想を書いていきますよ!
かぐや様は告らせたい 2期 第6話 登場人物
- 白銀御行(しろがねみゆき)
以下、白銀
元生徒会長。かぐや様の望みを叶えるため、生徒会長の座を狙う。 - 四宮かぐや(しのみやかぐや)
以下、かぐや様
元生徒会副会長。白銀の応援演説を担当し、選挙活動を支援した。 - 藤原千花(ふじわらちか)
以下、藤原
元生徒会書記。一度は伊井野サイドに移ろうとしたが、やっぱり仲間は裏切れないと白銀サイドに戻ってきた。 - 石上優(いしがみゆう)
以下、石上
元生徒会会計。選挙で伊井野ミコに徹底的に勝つため、白銀にあるお願いをする。 - 伊井野ミコ(いいのみこ)
以下、伊井野orミコちゃん
生徒会長選挙の立候補者の一人。己の信じる正義を貫くため、生徒会長の座を狙う。 - 早坂愛(はやさかあい)
以下、早坂
かぐや様専属の近待(ヴァレット)。選挙の会場に一般生徒として参加し、人知れず白銀の応援演説を支援する。 - 大仏こばち(おさらぎこばち)
以下、大仏
伊井野の応援演説を担当し、選挙活動を支援した。
かぐや様は告らせたい 2期 第6話 構成
かぐ告2期第6話の構成は、以下のようになっていました。
- 伊井野ミコを笑わせない
- 伊井野ミコを笑わせたい
- かぐや様は呼ばれない
それぞれ内容を見ていきましょう。
1、伊井野ミコを笑わせない
最初のお話は、原作7巻第67話の「伊井野ミコを笑わせない」でした。
遂に迎えた生徒会長選挙の投票日。
選挙演説の会場となる体育館。
白銀と伊井野、両陣営が選挙演説に向け最終準備をする中、石上が「伊井野ミコに徹底的に勝ちたい」と白銀達に申し出ます。
一方、伊井野陣営では、伊井野が手のひらに「人」の文字を書き、それを飲み込んで緊張をほぐそうとしていました。
応援演説を控えた大仏も伊井野にならい、手のひらに「人」を書いて飲み込もうとしますが、書いた「人」に感情移入してしまい飲み込むことができません。
さらには書いた「人」に名前まで付けて余計飲みにくくしてしまいますが、応援演説に臨む直前、自然な動作で「人」を飲み込んで壇上へ向かいました。
最初は大仏の応援演説。
大仏は原稿を淀みなく読み上げ無事に応援演説を終了しますが、会場の生徒たちの意識は散漫になっており、真面目に聞いてくれる生徒は半分もいない状態でした。
次はかぐや様の応援演説。
かぐや様はマイクをわざとつついてハウリングを発生させ、会場にいる全員の意識を引き付けます。
そこからは石上の作成した動画も用いて完璧な応援演説を披露。
会場に一般生徒として溶け込んでいた早坂や、白銀反対派の生徒をマークしていた藤原も協力し演説をサポートします。
その結果、かぐや様の応援演説は多くの生徒の関心を引き付けることに成功しました。
続いて、伊井野ミコの立候補演説。
直前まで「人」を書いて飲み込んでいた伊井野は名前を呼ばれて壇上に立ちます。
伊井野は演説をしようとしますが、緊張のあまり小さな声しか出すことができません。
伊井野の緊張している姿を見て、普段から伊井野のことを良く思っていない生徒たちがクスクスと小さく笑い始め、会場には静かな嘲笑が響き渡ります。
そんな会場の光景を見て、石上は白銀にこう言います。
「普段は偉そうに指図してくる目の上のタンコブがこうも見事に生き恥をさらしてくれるわけですから、普段からムカついている奴らからしたら笑うなってのが無理な話でしょう」
「僕だってあいつには恨みも多い」
「でも」
「でもイラつくんすよ。頑張ってる奴が笑われるのは」
石上のその言葉を受け、白銀は伊井野ミコを笑わせない勝ち方をするため、壇上に向かっていくのでした。
2、伊井野ミコを笑わせたい
次のお話は、原作7巻第68話の「伊井野ミコを笑わせたい」でした。
伊井野ミコは小さな頃からとても真面目でした。
先生の言いつけや学校のルールは必ず守り、風紀委員にも所属して、生徒たちに正しくあれとを訴えかけてきました。
しかし、正しさを訴える伊井野の言動を疎ましく感じる者もおり、伊井野はいじめの対象にされることもありました。
その度に人知れず傷つき、いつしか伊井野は人前に立つと酷く緊張するようになってしまいました。
そして臨んだ生徒会長選挙。
伊井野は壇上で演説の原稿を読み上げますが、あまりの緊張に声を出すことができず、さらには原稿を床に落としてしまいます。
伊井野は慌てて原稿を拾い上げようとしますが、それよりも先に壇上に上がった白銀が原稿を拾い上げます。
原稿を拾い上げた白銀は、伊井野に「時間の無駄だ」と言い放ちます。
伊井野は諦めずに反論しようとしますが、会場の生徒からの視線に気圧されて言葉が出せません。
白銀はさらに「反論があるなら俺の目を見て話すことだ」と伊井野に呼びかけます。
さらに追い詰められる伊井野。
何とか反論しようと顔を上げた時、伊井野は白銀が会場の生徒とは違う優しい目をしていることに気づきます。
白銀の目を見てからは白銀の視線のみ意識するようになり、伊井野はいつもの調子を取り戻します。
元々しっかりした考えがあって臨んだ生徒会選挙、白銀の視線のみを意識するようになり緊張しなくなった伊井野は自分の意見をハッキリと主張します。
その伊井野の主張に対し質問を投げかける白銀。
伊井野は白銀の質問に対し、事前に準備していた資料を用いて反論します。
白銀と伊井野の討論は白熱の一途をたどり、演説時間の予定を30分以上オーバーして行われましたが、それは誰かが止められるようなものではありませんでした。
白熱した討論を繰り広げた生徒会長選挙。
結果は、白銀が再び会長に就任したことで幕を下ろしました。
その結果に落ち込む伊井野。
落ち込む伊井野の下へ、演説を聞いていた生徒たちが近づいてきます。
また酷いことを言われるのではと身構える伊井野ですが、生徒たちは白銀と討論を繰り広げた伊井野のことを見直しており、「惜しかったな」「来年の選挙もがんばれ」と励ましの言葉を贈ります。
伊井野がこれまでしてきたことが報われた瞬間でした。
一方その頃、白銀陣営では選挙結果に安堵したかぐや様が倒れてしまい、藤原は「こういう無茶はもうやめてくれ」と白銀に詰め寄っていました。
勝手な行動をとったことを藤原に謝罪した後、伊井野が他の生徒たちに囲まれている様子を見た白銀は「そういえば、会計監査と庶務も決めないとな」と呟くのでした。
ちなみに選挙結果が思ったより接戦だったため、白銀は内心超焦っていたのでした。
3、かぐや様は呼ばれない
最後のお話は、原作7巻第69話の「かぐや様は呼ばれない」でした。
白熱した討論を経て、白銀の勝利で幕を下ろした生徒会長選挙。
「伊井野ミコを笑わせたい」のラストシーンの少し前。
かぐや様は他の生徒の前では平静を装っていましたが、実は数日間ろくに眠れなくなるほどの不安を抱えていました。
白銀が生徒会長になったことを確認し安堵したかぐや様は早坂の下へ駆け寄り、全身を早坂に預けてようやく肩の力を抜きます。
早坂はかぐや様を優しく抱きしめ、「今は好きなだけこうしていていい」と言いかけますが、突如現れた藤原から身を隠すためかぐや様を突き飛ばします。
早坂に突き飛ばされたかぐや様は、そのまま力尽きてしまったのでした。
タイミングの悪い時に出没した藤原が、かぐや様に止めを刺した犯人だったのでした。
そして時間は「伊井野ミコを笑わせたい」のラストシーンの後に戻ります。
白銀は伊井野と大仏と向かい合っていました。
「真剣勝負の結果だから恨んでくれるな」と言う白銀に対し、伊井野は演説の場で白銀が助けてくれたことへの感謝をすごく悔しそうな表情で伝えます。
そんなやり取りをした後、白銀は伊井野と大仏を生徒会に勧誘します。
大仏は即答で断っていましたが、伊井野は少し考えさせてくれと言い、話を一旦持ち帰ることにします。
白銀は、その気があれば明日生徒会室に来てくれと伊井野に伝え、話し合いは終了します。
そして白銀の後ろでは、藤原と石上がそわそわしていました。
藤原と石上の2人は自分たちが正確に難があることを自覚しており、もしかしたら生徒会に誘われないんじゃないかと不安になっていました。
しかし白銀は2人を快く生徒会に迎え入れ、選挙の後片付けという生徒会の初仕事をするため、3人で体育館へ向かうのでした。
一方、保健室のベッドで休んでいたかぐや様は白銀が全然お見舞いに来ないことを不安に思い、看病をしていた早坂に不安を吐き出していました。
かぐや様は裏で他の候補者を蹴落としたり、いくつかの部を丸め込んで票集めをしていたり、さらには選挙管理委員会を自分の傀儡と化すなど様々な暗躍をしていました。
かぐや様がお願いして白銀に出馬してもらった手前、自分にできることは全てするという覚悟で選挙戦に臨んでいました。
実際に自分にやれることは全てやったにも関わらず白銀がお見舞いに来ないので、性格の悪い自分は生徒会に入れてもらえないのではないかと不安になるかぐや様。
早坂はかぐや様に対し「大丈夫ですよ」などと慰めの言葉を掛けますが、不安に駆られたかぐや様の気持ちはなかなか静まりません。
落ち込むかぐや様を慰める早坂でしたが、その最中に誰かの足音を捉え、かぐや様に耳打ちをした後素早く身を隠します。
その直後に白銀がお見舞いにやってきます。
かぐや様は突然現れた白銀に驚き、かけ布団を被って身を隠してしまいます。
かぐや様が怒っていると察した白銀は、演説の際に勝手な行動をしたことの謝罪と、かぐや様達が協力してくれたことへの感謝を伝え、最後にこう言います。
「四宮、副会長になってくれ。俺にはお前が必要だ」
その言葉を聞いたかぐや様はベッドから右手を出し、指で「〇(丸)」をつくって返事をしたのでした。
その一連のやりとりを外で聞いていた早坂は、「かぐや様、それ特別扱いですよ」と呟くのでした。
生徒会メンバーが再集結し、再び始動する白銀生徒会。
新たなメンバーに伊井野ミコを加え、体育祭・文化祭・修学旅行とイベント盛りだくさんの2学期に向けて動き出す。
新生徒会の新たな物語がここから始まるのでした。
まとめ
生徒会長選挙が終了しました!
白熱した討論の末、白銀が再び生徒会長に就任しました!!
笑いものにされていた伊井野を助けるべく壇上へ上がっていく白銀はとてもかっこよかったですね!
ミコちゃんが笑われているのを見過ごせないと、白銀に意思を示した石上も忘れちゃいけない。
やっぱり石上はかっこいいんだよなぁ。
ミコちゃんも言いたいことが言えて、その結果他の生徒からも見直されて、ミコちゃんの努力が報われて本当によかった!
しかし、白銀のあの行動は白銀陣営の皆にかなり心配をかけていたみたいですね。
かぐや様なんて倒れてしまいましたし。
かぐや様は自分のお願いで白銀に出馬してもらったというのもあって、今回の選挙はかなり暗躍してましたからね。
まさか選挙管理委員会をも自分の傀儡にしていたとは…。
自分にできることを全部やった結果疑心暗鬼に陥り、延々と独り芝居をしていたかぐや様は面白かったです。
確かに独り芝居は面白かったですね。
主人の相手をする早坂も大変です。
なにはともあれ、白銀が会長に就任し、かぐや様・藤原・石上も生徒会メンバーとして再集結。
新たに伊井野ミコも迎え入れ、新生徒会の活動がいよいよ始まりますね!
これからの生徒会活動がアニメでどのように描かれていくのか非常に楽しみです!!
それではまた来週!
これまでのお話はこちらから。
かぐや様は告らせたいの紹介記事はこちら
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