[あやかしトライアングル] 第36話 感想

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

「あやかしトライアングル」第36話「謎の雪娘」の感想です。

新キャラクター

ラチカ

ロシアに伝わる雪の精霊。

ロシアの民間伝承でジェド・マロ―ス(西欧におけるサンタクロース)の孫とされる雪の化身。

日本では雪姫や雪娘と訳されることもある。

「あやかしトライアングル」第36話 「謎の雪娘

前回の次回予告にあった”海外からやって来た謎の妖”。

可愛らしい女の子の姿をしたその妖は、「ラチカ」という雪や氷を操る妖でした。

ラチカは何故か、“妖の王の座”を狙っているようです。

ある日の昼休み。

すずがお昼に「もちもちもっちんドーナツ」を食べようとしましたが、ドーナツはいつの間にか歯が欠けそうなほどカチカチに凍っていました。

勿論、それはラチカの仕業です。

祭里は教室の陰から一部始終を見ていたラチカをすぐさま追いかけますが、ラチカは一瞬にして消えてしまいます。

その後もラチカからの嫌がらせは続きましたが、ラチカは神出鬼没で捕まえることはできません。

困り果てた祭里たちは画楽のもとへ相談に行きます。

画楽は「ラチカ」が「スネグーラチカ」というロシアに伝わる雪の精霊であると教えてくれました。

神出鬼没なラチカを相手に、祭里だけでは対処できなくなるかもしれないと思った画楽は「僕がすずクンの護衛につこうかな?」と提案しました。

しかし、祭里は「すずを守るのは俺の忍務だ」と、画楽の助力なしにすずを守ると宣言しました。

祭里に頼りっぱなしでは駄目だと自覚しているすずですが、やはり恋する女の子。

好きな人(祭里)に「守る」と言われてとても喜んでいました。

そんな2人の様子を見てほほ笑む画楽先生。

「すずの護衛につく」というのは勿論本心もあるのでしょうが、祭里が男気を見せてくれるのを絶対狙っていましたね。

一方その頃、ラチカは学校のプールをスケートリンクにして滑りながら誰かと話をしていました。

ラチカの友達らしい「ウーちゃん」と呼ばれた者の姿は見えませんでしたが、会話の内容からして、この「ウーちゃん」がラチカをすずにけしかけているようです。

「ウーちゃん」とは一体何者なのか、気になるところですね。

さて、「すずを守る」と言ったものの、どうすればよいか考える祭里。

帰りのバスの中で対策を考えた祭里は、ラチカに悟られないようスマホを使い、作戦を文字ですずに伝えました。

作戦内容を読んだすずは、途端に顔を真っ赤にしてしました。

一体どんな作戦を講じたのやら。

家に帰りついたすずは、そのまま自分の部屋へ行き、”すずだんご”の残りをシロガネに与えました。

そして着替えようと制服を脱いでいき、上下とも下着姿になったところでスマホにメッセージが入ります。

メッセージは祭里からで、祭里は「堂々と脱ぎすぎ!!」と、まるですずをリアルタイムで見ているかのようなメッセージを送ってきました。

何故祭里がすずが着替えていることを知っているのか?

そう、これこそが祭里の考えた作戦。

「隠れ蓑」で姿を消して、すずのそばでラチカを待ち伏せ作戦だったのです。

祭里はすずのそばでラチカを待ち伏せし、すずはラチカの油断を誘うため普段通り過ごすという手筈でした。

とはいえ、傍から見ればすずの着替えを祭里がノゾキしているようにも見えるこの状況。

祭里も心は男の子ですから、気まずさを感じていました

しかし、すずは下着姿のまま堂々と「忍務だから仕方ないって!!」と返事をしたのでした。

そんな祭里とすずを横で見ていたシロガネは、「これでラチカを捕まえられるのか」と思うと同時に、「何ですずは割とノリノリなのだ・・・」と疑問に思っていたのでした。

感想/まとめ

今回初登場の「ラチカ」ちゃん。

ロシアの雪の精霊であり、日本では雪姫や雪娘などと呼ばれる可愛らしい女の子です。

雪の精霊のためか透き通るようなキャラデザで、ペンのタッチでこんなに印象が変わるものなんだなと驚きました。

漫画家ってすごいなぁ。

そんなラチカですが、”妖の王”の座をすずから奪い取ろうと、学校ですずや祭里に嫌がらせを仕掛けます。

まあ、その嫌がらせのおかげでラッキースケベが起きていたり、祭里とすずの信頼度がさらに上がったりしているので、ラブコメへのご助力ありがとうございますって感じですけどね。

とはいえイタズラされっぱなしという訳にもいかないので、祭里の考えた対策が“すずのそばで待ち伏せ作戦”でした。

なかなか有効な手段だとは思いますが、どうやらすずの生着替えを見ることになるとは思っていなかったようです。

祭里も中身は思春期の男の子ですから、すずの下着姿を見て真っ赤になっちゃって、初々しくて可愛らしいです(それでもしっかり見てたっぽいですけどね)。

すずも祭里に見られて一応恥ずかしがっているようですが、割と堂々と、むしろノリノリで下着姿を見せているところが流石ですね。

普通の女の子にはできないことを平然とやってのけるッ!そこに痺れる憧れるゥ!!

祭里の作戦のおかげで、すずの下着姿がガッツリ描かれるという大変眼福な回になりました。

この作戦がただの眼福で終わるのか、それともラチカを捕らえてしっかり成果を出せるのか、次のお話が楽しみですね。

それではまた次回!

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