※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
「あやかしトライアングル」第37話「ラチカ捕獲作戦」の感想です。
「あやかしトライアングル」第37話「ラチカ捕獲作戦」
さて、まずは前回のおさらいです。
前回は、ロシアの雪の妖「ラチカ」が現れ、”妖の王”の座をすずから奪おうと様々な嫌がらせを仕掛けてきました。
祭里達はイタズラをしてくるラチカを捕まえるため、すずは普段通りに過ごしてラチカをおびき寄せ、祭里は隠れ蓑で透明になってすずの傍で待ち伏せするという作戦を決行したのでした。
そうして始まった”ラチカ捕獲作戦”。
学校でイタズラされたことなどすっかり忘れたかのように、すずは普段通りに過ごします。
そんなすずの姿をどこからか監視していたラチカは「なめられている」と不満に思い、頬を膨らませていました。
目に涙を浮かべながらふくれっ面をしているラチカが可愛いです。
その後、すずは普段通りの入浴タイム。
シャワーを浴びながら、すずは祭里が今どこにいるのかと考えます。
お風呂ではスマホで連絡を取り合うこともできないため、祭里がどこで待機しているのかわかりません。
「もしかしたら、(祭里は)すぐ傍で自分の裸をじっくり観察しているかもしれない」と考えたすずは、何故かやや興奮していました。
流石と言うか何というか…もはや逸材ですね。
ですが、状況が状況なので、すずはすぐに思考を「ラチカ」のことに切り替えました。
すずが思考を切り替えた次の瞬間、突如としてラチカがすずの背後に現れました。
驚くすずに対し、「その気になったらあんたなんて数秒でカチンコチンよ!!」と得意げに宣言するラチカ。
そんなラチカにすずは怯えるでもなく、「よく見たら可愛い」と率直な感想を述べました。
可愛いと言われたラチカは一瞬嬉しそうにしていましたが、大事なシーンで茶化されたと感じ、すずを攻撃しようとしました。
と、その瞬間ラチカの後ろから祭里が現れ、ラチカを捕らえることに成功しました。
祭里はお風呂場の中ですずの警護にあたっていたのです。
ラチカを捕らえたは良いものの、目の前の裸のすずに動揺した祭里は、ラチカを捕まえたまま一緒に湯船に倒れこんでしまいました。
ラチカは雪の妖ですから、熱い湯船に浸かってしまってさあ大変!
ライカは大急ぎで湯船から飛び出ると、服が溶けて露出した胸を隠しながら一瞬にして姿を消してしまいました。
祭里とすずはきょとんとしていましたが、一部始終をタオルに化けて見ていたシロガネはラチカが鏡に吸い込まれていったところをしっかりと見ていました。
「敵はラチカだけではない」と祭里たちに伝えるシロガネ。
しかし次の瞬間、その場にいた祭里、すず、シロガネは鏡の中の世界(鏡界)に引きずり込まれてしまいました。
“鏡界”を自由に移動できる能力から、もう一匹の妖がどんな相手か見当をつけるシロガネ。
一方、境界の別の場所では、ラチカと、その友達の「うーちゃん」こと「雲外鏡(うんがいきょう)」が、祭里たちを倒す相談をしていたのでした。
感想/まとめ
お話の半分以上がお風呂で展開されるという、大変眼福なお風呂回でした。
しかもすずの裸だけではなく、ラチカの裸も見られるとは。
いやはや眼福眼福(※ロリコンではありません)。
雪の妖をお風呂のお湯につけて服を溶かすだなんて、なかなか天才的な発想ですね。
流石、前作で様々なラッキースケベを描いてきただけあって発想力が違います。
これからも思いもよらないラキスケで楽しませてもらえそうですね。
さて、サービスシーンの感想はここまでとして。
ラチカちゃんですが、彼女は容姿だけでなく中身も随分と子供っぽいですね。
一件クールに見えていましたが表情はコロコロ変わりますし、舐められてると思ってふくれっ面をしたり、得意気に自分の能力の事を話す姿は子供そのものって感じでした。
“妖の王”の座を狙うのも友達(雲外鏡)のお願いが理由ですし、ラチカは無垢で純粋な友達想いの良い子ですね。
ふむ。なんか雲外鏡がラチカの無垢さに付け込んで利用しているような気がしてきました。
ラチカが傷つくような展開にならなければよいのですが…。
さて、雲外鏡の力により、鏡の世界に取り込まれてしまった祭里たち。
次回は雲外鏡やラチカとの直接対決。
果たしてどのような結果になるのでしょうか。
次のお話が楽しみですね。
それではまた次回!
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