[あやかしトライアングル] 第43話 感想

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

「あやかしトライアングル」第43話「母娘水入らず」(おやこみずいらず)の感想です。

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新キャラクター

風巻纏(かざまきまとい)

祭里の母親であり、関東の祓忍を束ねる御頭

前回登場した新任教師「山瀬いぶき」は彼女が術で変化した姿だった。

御頭を務めるだけあり、その力は未知数

そのうえ、スタイルの破壊力も抜群である。

「あやかしトライアングル」第43話「母娘水入らず

前回、新任教師の「いぶき先生」として接触してきた祭里の母「風巻纏」。

今回は普通に素の姿で祭里たちと会話していますが、何でわざわざ教師に化けて接触して来たのでしょうか。

何か意味があるのか、ただ驚かせたかったのか、今のところは真意がよくわかりません。

他にもどことなく掴みどころのない祭里母ですが、今回はそんな彼女が深く関わるお話です。

強い女は酒も強い

祭里母がやって来たその日の夜。

酔いつぶれる宗牙父(武牙)と恋緒父(獅子丸)。

息子たちから”酒豪”と言われるほどお酒が大好きな2人を圧倒していたのは、祭里の母であり関東祓忍衆の御頭を務める「風巻纏」でした。

純粋に個人の感想ですが、酔いつぶれた酒豪2人を前に酒を飲んでいるシーンで「これが関東祓忍衆御頭!」って書かれているのは何か笑ってしまいました。

祓忍としての強さに驚いてるんじゃないんかい!ってね。

まあ、特に有事というわけでもないですから、酒の強さくらいでしか祭里母の強さを表現する方法がないというのはわかりますが。

それにしても、何時間も酒を飲みながら稽古をつけるほど酒好きな宗牙父を酔いつぶれさせるだなんて、祭里母の肝臓は一体どうなっているんだ…?

復活した3体の妖

宗牙父と恋緒父が酔いつぶれている中、全く変化のない祭里母。

そんな祭里母から、重大な情報が明かされました。

以前、祭里たちを襲った「塵塚怪王」という妖がいましたね。

あの時は150年間力を高め続けた画楽の活躍によって怪王を倒すことができました。

祭里とすずだけではやられていたかもしれない強力な妖でしたが、そんな怪王同様、先代妖巫女「比良坂命依」によって封印された妖が少なくとも3体はよみがえったというのです。

正体は不明ながらも、150年前の妖力を維持したまま復活したと思われる妖3体。

先代妖巫女が封印したほどですから、人間に危害を加える強力な妖と思われます。

「封印されていた妖が復活した」と言われたとき、漫画の表現的には軽い感じのノリで描かれていましたが、いやこれ結構ヤバイだろ。

まあ、そんな3体の妖を警戒して御頭である祭里母が来てくれたわけですから、心配はない…ですかね?

今後は少なくとも3体の強力な妖に襲われるわけですから、その戦いの中で祭里とすずがどう成長していくのか楽しみです。

母娘で入浴

祭里の入浴中、堂々と入って来る祭里母。

まず何が言いたいってね…すごく胸がデカい

祭里も相当立派なものを持っていますが、祭里母はそれ以上。

顔と胸が同じくらいの大きさってどんだけだよ。

祭里も成長したらこうなるのかぁ…。

もう男に戻らなくていいよ…。

にしても、いくら体は女同士だからとはいえ、心が男子高校生の息子と入浴するか?

しかも自分の身体を祭里に洗わせるなんて、やはり祭里母は少し特殊な母親なようです。

祭里も祭里で自分の母親の身体に照れたりしていますが…これだけ美人でスタイルの良い母親なら仕方のない気がします。

まあ、創作物にはよくある美人母の設定なので、大して気になりませんがね!

感想/まとめ

関東祓忍衆御頭の祭里母「風巻纏」が前面に出てきたお話でした。

祭里母の掴みどころのなさ、そして周りを振り回すような言動はまさしくトラブルメーカー。

何を考えているのかわからないところもあり、言動の真意を測りかねます。

祭里の母で関東祓忍の頭ですから、不利益になることや危害を加えるようなことはさすがにしないと思いますが、正直何をして来るかわからない底知れなさを感じます。

今後彼女の言動で祭里たちがどう振り回されるのか、少し不安もありますが楽しみでもあります。

それにしても、祭里母の言動で不安なのが「すずが敵に回ったら厄介だよね」といった発言をしたこと。

歴代妖巫女はいつの時代も人間に疎まれ長生きできませんでしたから、すずが妖巫女の記憶を取り戻したら人間と敵対するのではと祭里母は考えているようです。

祓忍の頭としてそういった可能性を考慮するのは当然のことと思いますが、本当に何考えてるかわからなくて怖い…。

祭里には、何があってもすずをしっかり守ってもらいたいです。

そういえば、個人的に意外なことがありました。

祭里母が「まとめて敵に回すと面倒」な妖の名前を挙げるシーンがあったのですが、シロガネ、画楽、雲外鏡、ラチカに混じって「タヌマロ」の名前があったことです。

雲外鏡やラチカは能力的にまだわかりますが、タヌマロも「茶釜一族」として祓忍の頭に名前を覚えられるような存在だったんですね…。

前に登場したときは自分の術を自分で解除できずに消えかけていたタヌマロですが、実は凄いやつなんか…?

まあ、名前の挙がった妖からして、すずと仲の良い妖の名前を挙げただけのような気もしますけどね。

もしタヌマロの活躍が見られるなら、それはそれで見ていたいところです。

突如祭里たちの前に現れた祭里母。

古の妖3体の復活に、「すずが敵に回ったら厄介」発言など、いろいろ不安になるような発言が多く見られました。

今後、祭里たちにどのような試練が待ち受けているのか。

タヌマロの活躍に期待ですね!(違う)

それではまた次回!

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