※この記事はネタバレを含みます。
【推しの子】第122話「せんせ」が更新されました!
ついにやってきましたこの時が!!いつ来るかと常に構えていましたが、このタイミングで来ましたね。第122話か…長かった。
それでは感想を書いていきましょう!
【推しの子】第122話「せんせ」
吾郎とさりなの再会
今回のお話で、アクアとルビーがようやくお互いの前世を知りましたね!いやー長かった!
アクアは時折ルビーとさりなを重ねて見ていたようですが確信を得るには至っておらず、前回のルビーの発言を聞いて確信したみたいですね。
ルビーをさりなだと確信したアクアは復讐をやめさせようとするも、今の兄弟仲は最悪。ルビーはアクアの言う事に耳を貸さないどころか「たまたま同じ所に生まれ変わっただけの他人」とまで言い放ちました。これには何故か私もショックを受けましたね。
そこで、アクアは兄としてではなく吾郎として訴えかけました。前世の病院でのやりとりを思い返しながら、アクアはルビーに復讐はやめてくれと懇願しました。
「さりなちゃん」と呼ばれたことと前世でのやりとりを語られたことでルビーもアクアが吾郎の生まれ変わりであることに気付き、吾郎とさりなはついに感動の再会を果たしたのでした。
再会のシーンは非常にエモかったですね。ルビーに「せんせーなの?」と訊かれているのに敢えて直接答えず、大事にしていたアイのキーホルダーを手に取ることで答えとしたのが実にエモーショナルでした。
それと、アクアがルビーを過保護にしていた理由も明らかになりましたね。なんでアクアにシスコン属性が付いてるんだろうと時々疑問に思っていましたが、ルビーとさりなを重ねて見ていたからあれほど過保護になっていたんですね。それに加えてアイの事件の経験もあり、過保護に拍車がかかって重度のシスコンになっていたんですね。
お互いの前世を知ったことは、アクアにとってもルビーにとっても良い影響を与えてくれそうです。これでルビーの心が救われてくれると嬉しいですね。
今後の課題は?
さて、アクアとルビーの前世が明らかになったことによりルビーは失意のどん底から救済されることになると思いますが、ルビーを取り巻く問題はまだまだ残っています。
やはり気になるのは実母の存在ですよね。ここを解決しないとルビーは先に進めない気がします。アクアの前世を知ったことで多少持ち直すとは思いますが、実母の問題を乗り越えられるかどうかはまた別問題。相変わらず実母はルビーにとって大きな壁として立ちはだかりそうです。
また、アイ役の演技の問題ですが、まあこれは実母の件が片付けばおそらく解消されるでしょう。なんとかこの壁を乗り越えて、ルビーには役者としても大成してもらいたいですね。
それと、謎の幼女の反応も気になりますね。幼女はルビーを闇堕ちへと誘導した張本人ですし、ルビーがアイと吾郎を殺した真犯人を探し始めたことについて「役目を果たしている」と評価していました。
幼女からすればルビーが犯人探しをしているのは喜ばしい状況だったといえますが、これでもしルビーがアクアの言う通り復讐を諦め、犯人探しもやめることとなった場合、幼女はどう反応するのでしょうか。
幼女は思惑通りに進まなくても文句だけ言って直接危害を加えるようなことはしなさそうですが、なにせ謎多き幼女ですからね。ルビーに光が戻った場合にどのように動くか気になるところです。
そして最後に”復讐”ですね。アクアの前世を知ったことでルビーの復讐への向き合い方も変わってきそうです。ここまで事情を知っている以上すんなり復讐をやめるとは思えませんが、アクア(吾郎)のお願いを無下にするとも思えません。
個人的には、ルビーはアクアの意を汲んで恨みによる復讐を諦め、アイドル活動により注力し、アイドルとして大成してアイの悲願を達成することで犯人に一矢報いるようになるのかなと考えていますが、果たしてどうなるか。ルビーの復讐への向き合い方についても注目したいところです。
前世バレによってルビーの心境にどのような変化が起きるのか。それによって山積している問題への取り組み方も変わってくると思いますが、良い方向に進んでくれるとありがたいですね。
感想/まとめ
アクアとルビーがお互いの前世を知り、吾郎とさりなが再会を果たしたお話でした。
前回の引きからこうなるだろうと予想はついていましたが、期待通りの展開になってくれました。あれだけ取り乱したルビーは見ていられなかったので早々に解決してくれてよかったです。
これでルビーも失意のどん底から救われることでしょう。ひとまずメンタルブレイクはしなさそうで一安心です。
とはいえ、実母の件や演技の件など、まだまだ問題は山積みです。ルビーはまた辛い思いをするかもしれませんが、頼りになるお兄ちゃんもいますので、挫けず前向きに問題を乗り越えてもらいたいです。
お互いの前世が明らかになったことで、今後のアクアとルビーの関係にどんな変化があるのか楽しみですね。
【推しの子】アニメ最終話!そして第二期制作おめでとう!!
アニメ【推しの子】が最終回を迎えましたね。1クール完走お疲れ様でした!
最終話は【推しの子】の中でも一番の見せ場であるファーストステージ編のライブを持ってきていましたが、やはり素晴らしい出来でしたね。
ライブのアニメーションはよく動くし、ここでも新生「B小町」の楽曲が披露されるなど、これまで同様凄い力の入れようでした。あと、重曹ちゃんのタイトル回収の瞬間のウインクが、アイのウインクと重なるように描かれていたのは激エモでしたね。スタッフさんありがとう。
最終話の前半はかなり力の入ったライブパート、後半は第二期への導入といった構成でしたね。前半のライブは上記で語った通り素晴らしく、後半もライブ後の後日談や第二期への期待を煽る意味でよかったと思います。
ただ、ファーストステージのライブをアニメの前半だけで終わらせてしまったのは少し勿体なかったと感じました。あのライブシーンは【推しの子】の中でも屈指の名シーンですし、せっかくアニメの最終話に持ってきたのだからもう少し引き延ばしてもよかったのではないかと思いましたね。
Twitterでライブが割とあっさり終わったという呟きをいくつか見かけましたが、私も少し物足りなさを感じています。正直、二期への導入はやらずにライブをやり切って終わりにした方がよかったんじゃないかとは思いました。
とはいえ、それでもあれだけのクオリティでアニメを仕上げてくださったことには感謝しかありません。素晴らしいアニメであることには変わりないですし、第二期もとても楽しみにしています。
それではまた次回!
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これまでのお話はこちらから
7/5追記
「ゴロー」の名前を書き間違えていたため修正しました。(五郎⇒吾郎に修正)
コメントでのご指摘ありがとうございました!
コメント
五郎じゃなくて吾郎だった気がする
TGLLC#★!さん、ありがとうございます!
うわホントだ間違えてる…
ご指摘ありがとうございます!修正しました!
個々の回って、アニメ最終話終了30分後に更新された回。作者が狙ったかは分からないが…
アニメ11話(最終回)終了+第2期制作決定+ゴロさり(アクルビ)真の再会
良い事尽くめだ
TGLLC#★!さん、ありがとうございます!
アニメも原作も、良い方向に話が進んで嬉しかったですね!!
此の回個人的にアクアがルビーを救うために初めて誰かを頼った回なのかと…この時のルビーは前世の母親にも愛されてないと分かって精神状態がかなりヤバい時期だった。アイドルやる理由が「吾郎とアイの復讐のため」になってるし…だけど地獄に堕ちるのは自分だけでいいと考えているアクアは、ルビーに復讐を辞めるように説得。だけど今のルビーにとってアクアは「偶々同じ所に生まれ変わっただけのただの他人」ルビーを救うことが「星野アクア」では不可能と考えた彼は遂に最後の手段に出る。「雨宮吾郎」の魂を覚醒させてルビーを「さりなちゃん」と呼び、病院での出来事を…アイドルを夢見た本当の理由を思い出させた。
結果:ルビーは自分をさりなちゃんと呼んだこと、吾郎しか知らない病院の話をアクアが知っていること…これによりアクア=吾郎と分かって泣きながら抱き着く。
アクアのセリフを真似て言うと「壱秒でも早くママとせんせの無念を晴らすことが、私の生きがい」って感じのルビーにようやく救いの手が差し伸べられた瞬間だった。
アニメ3期の最終話辺りで持ってきてほしい。この回は…
TGLLC#★!さん、ありがとうございます!
わかります…今回のお話はなんかこう、いろいろ考えるほどにエモみが増しますよね…。
最終回あたりで来てくれると結構盛り上がりそう。映像化してくれ…。
アクア「ルビーの中にさりなちゃんの面影を見る度に何度も自分を咎めた…」このシーンを見てもう一度原作を遡るとあることに気づくと思うんですよ。原作でいうと多分11話(アニメは2話)ルビーがアクアに「したいことをするのが人生でしょ?…何もできない人生だってあるんだよ」ってシーンがあったんですよ。その間にさりなちゃんが描写されてるんですけど恐らくあそこはルビー自身の回想だと思うんですけど、僕はこうも思った。それはアクアがルビーを通してみているさりなちゃんなんじゃないかと…
TGLLC#★!さん、ありがとうございます!
確かにそういうシーンもありましたね。
私は単純にルビーの回想だと思って読んでいましたが、あのシーンでアクアがルビーとさりなを重ねて見ていたという視点もあるかもしれませんね。