※この記事はネタバレを含みます。
【推しの子】第139話「ルッキズム」が更新されました!
前回は姫川の意外なポンコツが見られたり、カミキヒカルが「15年の噓」のスポンサーに名乗り出たりと、いろいろと驚きのあったお話でしたね。
そして、今回のお話では、アイがララライへ加入してカミキヒカルと邂逅を果たすシーンが描かれたわけですが…これまた衝撃的な事実が明らかになりましたね…。
カミキは昔からヤバいやつだと思い込んでいたのですが、カミキ以上にやべぇ奴が居たようです。【推しの子】世界の芸能界どうなってるんや…。
真相に迫っているだけあってなかなか重い話が増えてきましたが、心して読み進めていきたいと思います。
それでは感想を書いていきましょう!
【推しの子】第139話「ルッキズム」
おお…ルビーよ…
今回のお話では、アイが劇団ララライのワークショップへ参加し、カミキヒカルと初めて出会った時のカットが撮影されました。
ルビーからすれば、自分たちの父親でありアイの仇である男との初邂逅。これが芝居で、相手は自分の兄だとわかっていても、ルビーの心には少なからず緊張がありました。
しかし、撮影は撮影。ルビーはアイになりきり、フラットに無関心な気持ちで、初対面の中学生と出会った時の様子を再現するように努めました。
そんなアイになりきったルビーが振り返るとそこには、中学生ならではのあどけなさの残るちょっと幼い感じのアクア(少年A・カミキヒカル役)が立っていました。
「ちうがくせいのおにいちゃんかわよぉ~~~~っ!」
その瞬間、アイの芝居は吹き飛び、ルビーは素で胸キュンしてしまいました。
いやぁ、良い反応ですね(笑)。アクアは顔が良い分、普段の毒気が抜けるとこんなに可愛い感じの美少年になるんですね。復讐とかで擦れてなければこんな中学生時代もあったのでしょうか。ていうか、必要とあらばどんな顔にもなれるアクアがちょっと恐ろしい…。
ルビー曰く、「顔が良すぎる兄を持つのも結構大変」とのこと。確かに大変そうではありますが、撮影はしっかり頑張ってもらいたいですね(笑)。
役者ってすげぇなぁ
今回のお話を読んでいて改めて思いましたが、やっぱり役者さんって凄いですね。
撮影時の振る舞いは全て演技で、アクアやフリルたちの本来の人物像とはかけ離れていることは十分理解しているつもりですが、それでも、役の人物本人がその場に居るような雰囲気を醸し出せているのが凄いですね。
まあ、「そういう風に描かれているし見た目も寄せている」と言われてしまえばその通りなんですが、これが撮影なのか、役の人物本人の過去回想なのか一瞬わからなくなるような見せ方は凄いなと感じました。
現実でも実際に、役柄と役者を同一視してしまうほどの素晴らしい芝居をする役者さんは存在しますから、役者の世界ってのは凄い世界ですよね…。
芝居とはいえ…
素晴らしい役者たちによって作り上げられていく「15年の嘘」。この撮影を通して描かれた過去の出来事は、芝居とわかっていても心が苦しくなりました。
何がヤバいって、姫川の母親である「姫川愛梨」(演・不知火フリル)がヤバいですね。ただのモブキャラだと思ってましたが、この撮影の内容を見るに、カミキヒカル関連で最重要キャラと言っても過言ではないほどヤバいことをしています。
このアクア演じる当時のカミキヒカルは、今と違ってまだ純粋で素直そうな少年に見えます。実際にカミキヒカル本人もこんな感じで可愛かったのかもしれません。しかし、この時点でカミキは姫川愛梨に手を出されており、既に大輝も生まれています。しかも、主導権は愛梨が握っている様子。怯えた様子のカミキなんて、今の快楽殺人者と成り果てたカミキからは想像もつきません。
姫川愛梨が主導権を握り、カミキヒカルが怯えている。この状況からして、当時のカミキは姫川愛梨から性的および精神的に多大な干渉を受けていたようです。男だろうが女だろうが大人が未成年者に手を出すのは犯罪ですし、カミキの様子からして良い影響は受けていなかったでしょうね…。
一方、姫川愛梨は夫(上原清十郎)とカミキと同じ劇団に所属して二人と毎日顔を合わせ、不倫相手(カミキ)との子供を夫との子供と称して堂々と連れ回し、裏では密かにカミキへの誘惑を継続している…。姫川愛梨は随分と肝の据わった女性だったようです。
いやぁ、エグイですねぇ…。芝居だとわかっていても何とも言えない気持ち悪さを感じます。パペットマペットじゃないんだから背中に手を入れるんじゃあない。
これが事実ならば、子供の頃に姫川愛梨に付けられた心の傷によって、カミキは今のように歪んでしまったのかもしれません。今のカミキにはこれっぽっちも同情の余地はありませんが、子供の頃のカミキには少しだけ同情してしまいます。
「15年の嘘」の撮影が進むにつれ、衝撃的な事実が次々と明らかになってきました。ここからまだまだ出てくるとか正直あまり考えたくもないのですが、この先も心して読み進めていこうと思います。
感想/まとめ
ルビーが”ちうがくせい”のアクアに胸キュンしていたと思ったら、当時のカミキと姫川愛梨のエグイ関係が明らかになったお話でした。
これはだいぶ攻めましたねぇ…。今更ではありますが、【推しの子】ってかなりセンシティブな題材を扱ってますよね。芸能界の闇的な話とか、ネットの誹謗中傷とか、未成年の妊娠とか、子供への性的虐待とかとか…。よくもまあこれだけの罪深い題材をあまり重くなりすぎない程度に表現できるものです(…いや、考えてみればやっぱり重いや…)。
流石に物語の真相に迫っているだけあって内容が重くなってきましたね。前回みたいなギャグ回や今回のルビーの胸キュンみたいなのを適度に盛り込んで中和してほしいところですが、あんまりやってもシリアスな雰囲気がなくなっちゃうしな…。難しいところです。
それにしても、現時点ではここからカミキとアイがどうなって一線を越えるのか、カミキがどうして今のように歪んでしまったのかよくわかりませんね。まあ、今後のお話で明かされていくんだと思いますが、一体カミキの過去にどんな出来事があったのか…。カミキの過去への関心も高まってきましたね。
「15年の噓」の撮影が進むにつれて、衝撃的な事実も明らかになってきました。また心構えが必要になってきましたが、これからどんな真実が明らかになっていくのか見守っていきたいと思います。
ようやく追いつきました
最新話にようやく追いつきました!
ここ最近はいろいろ立て込んでしまい、感想投稿が周回遅れになってしまって申し訳ありませんでした。山場は越えたのでこれからまたペースを戻していくつもりですが、仕事の都合でまた更新が遅れてしまう場合もあるかと思いますので、更新を気長にお待ちいただけると幸いです。
いつも感想を読んでくださり、ありがとうございます!
それではまた次回!
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コメント
ルビーちゃんカミキヒカルの名前が出た途端ちょっと表情が暗くなっていったけど、アクアの顔見た途端にパアアっと明るくなってしまった!復讐とかどうでもよくなっているね!
さて今週ヤンジャンで140話が配信され、14巻の内容が全て揃います。僕が気になるのは表紙を誰が飾るのか?そしてキャッチコピーは何になるのか?個人的にはアクルビになるのかな?かなちゃんだって4巻と11巻で表紙を飾っているわけだし、同じ人がならないってわけでもないからね!
TGLLC#!さん、ありがとうございます!
表紙はアクルビとかの主要キャラだったり、フリルやミヤコさんといったサブキャラだったり、いろんなキャラクターが飾ってますからね。
14巻の表紙が誰になるのか楽しみですね!
ルビー「ちうがくせいのおにいちゃんかわよー♡♡♡」
アイ「家の子、きゃわああああ♡♡」
TGLLC#!さん、ありがとうございます!
それ私もちょっと思いました。親子のシンパシーを感じますね(笑)。