※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
今回は【推しの子】最終話(第166話)「星」の感想になります。
4年半に渡る連載もついに完結!アカ先生、メンゴ先生、ありがとうございました!
【推しの子】最終話(第166話)「星」
【推しの子】最終回。【推しの子】もついに完結してしまいましたね。
アクア亡き後、遺されたみんなは悲しみから立ち直りました。自分にできることを精いっぱいにこなし、この世界を生き抜いていくことに決めました。
“立ち直った”とは言っても、みんなの心が”救われた”わけではありません。時にはアクアのことを思い出して悲しみに暮れることもあったでしょう。それでもみんなは、ルビーは前を向き続けました。
そして、ルビーはかねてよりの夢であったドーム公演を果たしました。会場を埋め尽くす無数の光。その中で最も強く輝く一番星。ルビーはアイの叶えられなかった夢をついに実現し、そしてアイを超えたのです。ルビーの放つ輝きは、これからも多くの人々の心を照らしていくことでしょう。
最後はルビーが未来へ向かって進んでいく様子が描かれて【推しの子】の物語は完結しました。ルビーたちがこれから進む未来が明るいものであることを、心の底から願っております。
【推しの子】最終回の感想
最終回を読んだ純粋な感想としては、みんながアクアを失った悲しみから立ち直ってくれてよかった、と思うと同時に、こうするしかないよなとも思いました。流石に最終回をアクアロスでふさぎ込んだままにするわけにはいかないでしょうからね。無理やりにでもみんなを立ち直らせて、前を向かせるしかなかったのだろうと思っています。
また、この結末について、私個人の思いとしてはあまり納得していません。理由としては最終回にアクアがいないからです。やっぱり私としては、アクアには生きてみんなと幸せな未来を歩んでもらいたかったです。
遺されたみんなの「苦しみや悲しみを乗り越えて前を向く姿」はある意味美しいと思いますが、そもそもアクアが死ななければこんなことにならなかったのでは?という気持ちもあります。
それから、”ツクヨミの役割は一体何だったのか”や、”アクアが想いを伝えずに逝ってしまったことで有耶無耶になってしまったルビー、重曹ちゃん、あかねちゃんのヒロインレース”など、回収しきれなかった伏線もいくつもありますからね。これらの謎や伏線についての真相が明らかにされなかったのは少しだけ残念でした。
この度の最終回で久しぶりにネット上の様々な感想や意見を見ましたが、まあいろんな意見がありますよね…。私もこの結末に全面的に納得しているわけではないので、言いたいことはよくわかります。
正直、私も「ああすればよかったのに」「こうなればよかったのに」という気持ちはありますが、結末がこのように描かれた以上、納得はできなくとも私はこの結末を受け入れます。
私のスタンスとしては、あくまでも作者様方が描いた世界がその世界の全てであり、私はそれを勝手に覗かせてもらって勝手に感想を言っているだけに過ぎないからです。
所詮我々読者は作中の世界を眺めることしかできません。物語の展開や結末など思うところはいろいろありますが、それでも作中のキャラクターたちは前を向いて生きていくことを決めました。
【推しの子】世界の住人たちの幸せな未来を祈りつつ、最終回の感想はここで締めたいと思います。
【推しの子】連載お疲れ様でした!
さて、【推しの子】の完結に際して言わなければならないことがありますね。
アカ先生、メンゴ先生、そして【推しの子】に関わった運営の方々へ。4年半に渡る連載、本当にお疲れさまでした。そして、【推しの子】を生み出してくれて本当にありがとうございました!
最終回の感想ではいろいろ書きましたが、なんだかんだ言っても【推しの子】を通して様々なことを知ることができましたし、何よりとても楽しませてもらいました。漫画は勿論、アニメやリアルイベントなど、【推しの子】から得られた体験は貴重なものでした。私はファン感謝祭やイマーシブライブなどのイベントに何度か足を運んでいますが、基本的にそういったイベントにはあまり参加しないタイプなので、私に新鮮な刺激を与えてくれた【推しの子】には感謝しています。
アカ先生は「カグヤ様」から、メンゴ先生は「クズの本懐」から知った作家様で、お二人とも大好きな作家様でしたので、お二人がタッグを組んで連載した【推しの子】は発表当時から非常に期待を寄せていましたし、実際に素晴らしい作品を描いてくださいました。
アカ先生もメンゴ先生もご多忙だったかと思いますが、【推しの子】を世に送り出してくださり、ありがとうございました。お二人がこれからも健康で末永く活動を続けられることを心から願っております。
そして、これまで私の感想記事を読んでくださった皆さまにも最大級の感謝を。私はうまいことも言えなければ深い考察もできないような人間ではありますが、皆さまのおかげで楽しく感想を書くことができました。
私は意志の弱い人間ですので記事の投稿も続けられるか不安でしたが、皆さまが読んでくださるおかげで続けられましたし、途中半年間ほど感想を投稿できない時期もありましたがまた戻ってくることができました。感想投稿を通じて結ばれた皆さまとのご縁には心から感謝しております。本当にありがとうございました。
最後に、【推しの子】を通じて得られた体験、出会い、そして【推しの子】を生み出してくださったアカ先生、メンゴ先生、【推しの子】に関わる全ての方々へ改めて感謝申し上げます。
それではまたどこかでお会いしましょう。
おわり。
【推しの子】最終16巻は12月18日(水)発売予定!最終巻には【とある真相】が明らかになる書下ろしエピソードが収録されるほか、通常版とSPECIAL EDITIONの2種類が発売されます!是非最終巻を手に取って、【推しの子】を最後まで見届けましょう!
【推しの子】の完結を記念して、最終話を読んだ後に観る「コミックエンドロール」を公開中とのこと。物語の余韻を楽しみたい方は是非ご視聴ください!
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アニメ【推しの子】第三期決定!!
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コメント
最終回にむけての怒涛の更新お疲れ様でした(。>д<)!最終回についての感想、同感です。いつも丁寧な感想を本当にありがとうございました。毎回読むのを楽しみにしておりました。おかげで物語を二倍三倍楽しむことができました!
推しの子推しの子さん、ありがとうございます!
そうおっしゃっていただけると非常に嬉しいです!
こちらこそお付き合いいただき、ありがとうございました!