※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
【推しの子】第32話「適正年齢」が更新されました!
前回はアクアがメムさんを「B小町」に誘ったところで終わりましたが、果たしてメムさんはどんな反応を見せてくれるのでしょうか。
苺プロのアイドルユニット、新生「B小町」のメンバーが増えるか否かのこの局面。
楽しみですね。
それにしても、「適正年齢」というサブタイトルでサムネがメムさんですか…。
ん!?
なんだこの思わせぶりな組み合わせは!?
今回はなかなか面白いお話になりそうな気がします!
そして、前回登場しなかった重曹ちゃんはどうなっているのか!?
それでは感想を書いていきましょう!
【推しの子】 第32話 登場人物
- 星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)
以下、アクア
アイの子供で双子の兄。ゴローの生まれ変わり。
鏑木Pからアイの情報を得るための交換条件として恋愛リアリティーショー(今からガチ恋始めます)に出演した。
「今ガチ」の打ち上げ終了後、一緒に帰路についていたメムを新生「B小町」にスカウトする。 - MEMちょ
以下、メム
職業はユーチューバー。
アクアと対等に話し合えるくらい頭がキレる。
要所要所で結構頼りになる人。
「今ガチ」の打ち上げ終了後、一緒に帰路についていたアクアに新生「B小町」へ誘われる。
なお、漫画内で年齢の表記が(18?)となっているなど、年齢詐称の疑惑アリ。
- 星野瑠美衣(ほしのるびぃ)
以下、ルビー
アイの子供で双子の妹。さりなの生まれ変わり。
最近出番がなかったので久しぶりに見た気がする。 - 有馬かな(ありまかな)
以下、有馬
別名:重曹ちゃん(重曹を舐める天才子役)
苺プロ所属の女優でありアイドルの「10秒で泣ける(元)天才子役」。
アクアから気兼ねなく話せる相手として見られていることに喜んでいたが、「今ガチ」最終回
アクアと黒川のキスシーンを見て落ち込んだ。
今最もメンタルが心配な人物。 - 斎藤 ミヤコ(さいとう みやこ)
以下、ミヤコ
芸能事務所「苺プロ」の社長であり、アクアとルビーの保護者。
芸能事務所の社長として鋭い観察眼を持っている。
—————————————————————————- - 星野 アイ(ほしのあい)
以下、アイ
アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。 - ゴロー
産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。 - さりな
ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
享年12歳。
【推しの子】第32話「適正年齢」
「今ガチ」の打ち上げからの帰り道、アクアはメムを新生「B小町」にスカウトした。
メムは最初は冗談として笑い飛ばそうとしたが、アクアの真面目な表情に、「B小町」への誘いが本気であると知る。
かつてアイドルを志していたメムにとってこれほど嬉しいことはない。
メムはアクアのスカウトを受け、アクアと共に苺プロ社長であるミヤコの下へと赴くのだった。
メムはミヤコと会話をしている最中、何か言いた気な顔をしていた。
実は、メムは年齢のサバを読んでいたのだ。
ミヤコはメムのサバ読みを察すると、「よくることだから別に気にしない」とメムを安心させたうえで実年齢を聞き出した。
そして、ガッツリ盛られたサバ読みに驚愕した。
メムは公称18歳として活動しているが、その実年齢は25歳だった。
なんと7歳ものサバを読み、女子高生として「今ガチ」に出演していたのだ。
しかし、メムがこのような状況になったのには理由があった。
メムは昔からアイドルになるのが夢だったが、母子家庭で弟も2人いたために夢を諦めようとしていた。
しかし、母親が自分の夢を応援してくれたため、メムはアイドルのオーディションに応募するようになり、大手の最終面接まで行くことができた。
だが、メムが高校3年生の時に母親が身体を壊して入院したことを受けオーディションを辞退。
高校も休学し、バイトやガールズバーで働いてお金を作った。
その甲斐あって弟達も大学に行かせられ母親も元気になったが、その時にはメムは23歳になっており、夢を追える年齢ではなくなっていた。
行き場を失った情熱で配信業を始め、その頃高校休学中の身であったため「現役JK(笑)」といった感じでやっていたらどんどん登録者数が増えてしまい、引っ込みがつかなくなってしまったのだ。
自分の過去を打ち明けたメムは「やっぱり25がアイドルなんて」とまた夢を諦めかけた。
しかし、そこにルビーと有馬が現れた。
有馬もまた子役時代に年齢で色々言われた身であったため、メムの気持ちを理解し、快くメンバーに迎え入れた。
ルビーは「アイドルをやるのに年齢なんて関係ない」とメムを励まし、右手を出してメムを迎えた。
そうして勇気付けられたメムは、ルビーの右手を取ったのだった。
一連の状況を見守っていたアクアは「ルビーとメムをよろしくな」と有馬に声を掛ける。
しかし、「今ガチ」で黒川とのキスシーンを見ていた有馬は「気安く話しかけるな」とアクアを冷たくあしらった。
そして、「言われなくてもこのグループは私がなんとかする」と言い残し、有馬はルビーとメムとご飯に出かけて行った。
かくして、グループに新たなメンバー「MEMちょ」が加入。
新生「B小町」は正式なスタートを迎えたのだった。
感想/まとめ
新生「B小町」に新メンバー「MEMちょ」が加わりました!
おめでとう!よかったねメムさん!
でもちょっと待った!!
先生!こいつサバ読んでました!!
はい、という訳で、「B小町」にメムさん加入という嬉しいニュースと同時に、メムさんがサバを読んでいたことが明らかになりました。
公称18歳で実年齢が25歳とのことで、実年齢との差は1、2歳どころか、なんと7歳もサバ読んでいたというのですから驚きです。
普段クールなあのアクアですら超驚いてましたよ…。
メムさんあんた私と同い年…ていうか私より年上やんけ!!
アイドルを目指していたなら世代ではないはずのアイを知っていても当然!とか思っていたのですが、年齢が年齢だったんだなぁ。
いやしかし、実年齢を知ってそんなに驚かれるほど、メムさんは10代に見えていたということですよね。
それもなかなか凄いことですね。
元々童顔で若く見えるというのもあるみたいですが、やっぱり10代に見えるように美容や服装に気を遣っていたんですかね。
それにしても、今回のカミングアウトで個人的にメムさんへの好感度が爆上がりしました。
何故かは自分でもよくわかりませんが、自分と年が近い、同じ世代の人が活躍しているところを見るととてもワクワクしてきて応援したくなるんですよね。
しかも、メムさんは家族のためにと苦労してきた過去があるので、そういった努力ができるところも非常に好感が持てます。
これはもうかなちゃん同様“推す”しかないっしょ!
そうそう、かなちゃんと言えば!
思ったより元気そうで何よりでした。
アクアに対し卑屈になったりするのかなと思いましたが、むしろお得意の毒舌で噛みついていくほどの元気があるようでしたのでひとまず安心です。
まさか、かなちゃんがここまでアクアを嫌う日が来るとは思いませんでしたが、かなちゃんの気持ちを考えれば当然ですね。
あかねちゃんが絡んでくる以上難しそうではありますが、アクアとかなちゃんが和解して、また一緒に公園でキャッチボールできる日が来るといいですね。
さて、新たなメンバー「MEMちょ」を迎え入れ、ついに正式にスタートした新生「B小町」。
次回からはルビーも本格的に芸能界に参戦する第4章「ファーストステージ編」が開幕します。
いつも元気いっぱいでハツラツとしているルビーが前面に出てくる物語は、一体どんなお話になるのでしょうか。
これまでは論理的に物事を見定めるアクアの視点でしたが、第4章は夢や目標に向けて突き進んでいくルビーの視点となり、これまでの【推しの子】の印象とはまた違った印象をもたらしてくれるのでしょうか。
恋愛リアリティーショー編では殆ど出番がなかった分、ルビーの活躍に期待が高まります。
それに、かなちゃんやメムさんがアイドルとして活動する姿も見ることができますし、もう今から第4章が楽しみで仕方ありません!
しかし、来週の【推しの子】は休載とのことです。
第4章への期待を胸に、一週間耐え忍ぶとしましょう。
それではまた次回!
単行本発売中!
第3巻は2/19(金)発売予定!
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これまでのお話はこちらから
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