【推しの子】第70話感想 新生「B小町」テコ入れその2!

【推しの子】

※この記事はネタバレを含みます。

【推しの子】第70話「」が更新されました!

今回の扉絵は第7巻の表紙!ついに最新刊の表紙が解禁されましたね!!

アイと幼アクアと幼ルビー!これは良い絵だ!!発売が楽しみですね!

週刊ヤングジャンプ2022年No.10号 【推しの子】第70話より引用

さて、前回から始まったメムさんによる新生「B小町」テコ入れ作戦。

第1弾は「楽曲PV作成」でしたが、次なる手は「オリジナル楽曲の作成」となりました。

100万再生を目指す楽曲PVといえば、使用する楽曲は勿論オリジナルの楽曲!

着々とPV作成に向けての動きが見られて、PV完成が楽しみになってきますね。

それでは感想を書いていきましょう!

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【推しの子】第70話「火」

オリジナル楽曲制作

MEMちょの提案した新生「B小町」テコ入れプラン。楽曲PV作成に次ぐ第2弾として、オリジナル楽曲の制作に取り掛かりました。

過去に制作された「B小町」の楽曲はあるものの、年代が古いため今の若者には刺さりにくい。そこで今の世代に合った楽曲を新しく作成しようというのは理にかなった行動ですね。

しかも初オリジナル曲の発注先はあの「ヒムラ」さん!!(初出)

どうやら「ヒムラ」さんは【推しの子】の世界ではヒット曲を連発しているかなりの大物アーティストらしく、昔は「B小町」の楽曲も多く手掛けていたそうです。過去に繋がりがあったとはいえ、まだまだ駆け出しのアイドルグループの曲をそんな大物が手掛けてくれるだなんて、ミヤコ社長の手腕が伺えます。

超大御所に曲を書いてもらえるということで大喜びのルビー達。ただ、ミヤコ社長が言うには先月末までの締め切りで依頼したのにまだ楽曲があがってきていないとのこと。

MEMちょ曰く、業界歴が長い人ほどホントのホントにヤバイ締め切り以外は守らない傾向があるとのこと。「B小町」からすれば困った話ですが、駆け出しのアイドルが超大御所に強く催促することも難しい話です。

向こうも忙しいだろうし仕方ないよねという空気になりかける一同。しかし、ルビーはそこで「催促しよ」と言ったのでした。

週刊ヤングジャンプ2022年No.10号 【推しの子】第70話より引用

アイドルの時間

締め切りを過ぎても曲をあげてこない「ヒムラ」に催促しようと言い出したルビー。しかしそこは大人の都合もあり、ミヤコはなんとかしてルビーを納得させようと試みました。

しかし、どうしても早くオリ曲を歌いたいルビーは駄々っ子を発動!「やだやだ」と幼女も顔負けの駄々っ子っぷりをみんなの前で発揮してみせました。なんだか幼い頃のルビーを思い出して、少し懐かしくなる光景です。

ただ、真面目な話、彼女たちがアイドルでいられる時間はあまり長くはありません。一般的に女性でアイドルをやっている人の年齢といえば、大体10代~長くても20代後半程度を想像する人が多いでしょう。年齢だけで考えてもアイドルとして第一線に出られるのは若い時の10数年程度しかありません。

もちろんそこに生きていくうえでの様々な問題も出てくるわけですから、アイドルとして10数年も活動できる人の方が稀な印象を受けます。多くのアイドルは数年程度しか活動できないと考えると、のんびりしていたら本当にすぐ終わりの時が来てしまいます。

また、ルビーは重曹ちゃんがいずれ役者の道に戻るかもしれないと言っていました。確かに重曹ちゃんはアイドルをやりたくて「B小町」に入ったわけではありません。本業は女優業ですから、演技の仕事が増えれば「B小町」を抜ける可能性もあり得ます。ルビーの発言に重曹ちゃんが何も答えなかったのも、やや含みを感じます。

それに、懸念すべきは重曹ちゃんだけではありません。

MEMちょもまた、あまりのんびりしているとすぐに三十路になってしまうのです!

思わぬところで流れ弾を食らうメムさん。「まだ5年ある」と泣きながら反論しましたが、「もう5年しかない」とルビーに言われて止めを刺されてしまいました。純粋に悪意なくメムさんの心を抉るルビーが恐ろしい…。

「ゆっくりしてる暇はない」。アイドルとして今を走るルビーの熱意を受け、ミヤコ社長はヒムラに直電をすることにしたのでした。

週刊ヤングジャンプ2022年No.10号 【推しの子】第70話より引用

大御所作曲家のヒムラに直電をかけたミヤコ。電話に出たヒムラはミヤコになんやかんやといいつつもまだ楽曲を書けないでいました。

かつては第一線で活躍していたヒムラ。しかし、作詞作曲を全て自分で行い100曲以上もの曲を手掛けてきた彼は、45歳を迎えた今、既に書きたいものがなくなっていたのでした。

手癖でメロディラインは作れても情熱はない。スランプとはまた違う深刻なモチベーションの低下。そんな自分自身の状況に、ヒムラはそろそろ潮時かなぁと考え始めていました。

と、そんなヒムラの下に届いた一本のメッセージ動画。動画はルビーからのものでした。動画の中で、ルビーはヒムラの手掛ける曲をすごく楽しみにしていることを伝えました。

クリエイターというものは案外単純なものらしい。ルビーの顔を見て創作魂に火がついたヒムラは、「傑作書いたるか」と言うと作曲を開始したのでした。

週刊ヤングジャンプ2022年No.10号 【推しの子】第70話より引用

感想/まとめ

「B小町」のテコ入れプランその2として、オリジナル楽曲の作成に取り掛かり始めたお話でした。

取り掛かり始めたというか、発注はずっと前からしていたらしいですけどね。ただ、大事な発注先の「ヒムラ」さんがまだ楽曲を作れていなかったと…。

ヒムラさんは100曲以上もの曲を手掛けてきて、言いたいことは全部言い尽くしちゃったんですね。筆者はクリエイターの経験はないものの、深刻なモチベの低下はなんとなくわかる気もする…。これを克服するのはなかなか難しそうではあります。

しかし、そんなヒムラさんに動画を送り、再び創作魂に火を点けたルビー。クリエイターは単純と作中では言っていましたが、単にルビーが可愛いからヒムラさんのやる気が出た、というわけではないのでしょう。

ルビーの明るく元気な振舞いには、人を元気にさせたり、やる気にさせたりする魅力があるように感じました。やはりルビーはアイドルにふさわしい天性の素質を持っているように思います。

ルビーのおかげでヒムラさんもやる気を出せましたし、これでオリジナル曲は大丈夫でしょう。一体どんな曲があがってくるのか楽しみですね。

それにしても、ルビーの言っていた「重曹ちゃんは時期がくれば女優の道に戻るかもしれない」という発言。あれ、何かの伏線になったりするのでしょうか?

たしかに重曹ちゃんはアイドル志望で「B小町」に所属しているわけではありませんし、ルビーの発言に対して重曹ちゃんが特に何も言わなかったことも少し気になります。

それに、2.5次元舞台編の最後で鏑木が重曹ちゃんに目を付けたような描写がありましたから、これから重曹ちゃんが演技の仕事で忙しくなる可能性もありそうです。まあ、だからといってすぐに重曹ちゃんが「B小町」を抜けるという話にはならないでしょうけれど、先の展開がすこーしだけ不安になったシーンでした。

あと、メムさんは三十路でも十分いけると思うよ!元々童顔だし!25歳で高校生としてリアリティーショーに出られたくらいだし!イケるイケる!

だから…その…そんなに落ち込まないでね…?

さて、着々と新生「B小町」のテコ入れが進んでいく新章。今のところはまだ「B小町」視点から真相に迫るような展開にはなっていませんが、ルビーたちの楽し気なやり取りが見られるだけでもとても楽しいですね。

「B小町」サイドの流れから真相に迫るのは、PV撮影のために宮崎に行ってからになるのでしょうか。「B小町」の進化も物語の真相も、これからどうなっていくのか非常に楽しみです。

しかし!来週は休載!まあ最近は割と明るい雰囲気が続いていますから、新生「B小町」から元気をもらって一週間乗り切りましょう!

それではまた次回!

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第7巻は2月18日(金)発売!!

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