※この記事はネタバレを含みます。
【推しの子】-interlude-(番外編)の第2回が更新されました!
メンゴ先生の描く【推しの子】番外編、第2回は「鳴嶋メルト」君のお話でした。
メムさんに続いて登場したのはメルト君。この流れを見ると、番外編はやっぱりサブキャラに焦点を当ててくれてるんですかね。個人的には嬉しい流れです。
本編では描ききれないキャラクターたちを番外編で深掘りしてくれるのはマジでありがたい。第3回、第4回は誰が来るのか楽しみです。
それでは感想を書いていきましょう!
【推しの子】-interlude-(番外編) 第2回 鳴嶋メルトのお話
職業:イケメン
「職業:イケメン」、これなかなかのパワーワードですよね。私も人生で一度くらい言ってみたいものです。
まあ妬みはさておき、お話の前半は昔のメルト君の様子が描かれていましたね。インタビューで軽率に炎上待ったなしの発言をしたり、特に理由もなくアーティスト路線に進もうとしたり、世間知らずのお坊ちゃん感が拭えないですね。
初登場時のメルト君は「顔の良さでチヤホヤされていて天狗になっている若造」って感じのキャラでしたから、この世間知らず感がしっくりきます。実家のような安心感です。
でも、昔のメルト君も彼なりに悩んでいた様子が垣間見えましたね。世間知らずで調子に乗っていたメルト君ですが、「ファン」という大きな存在にプレッシャーを感じていたようです。
そんなメルト君はバンドをやりたいと事務所の社長に直談判しましたが、社長にはメルト君の浅はかな考えはお見通しでした。社長の言動からして、これまでにもメルト君と同じような人をたくさん見てきたようです。
そんな社長から出た言葉は「顔売りナメんな」。社長に言われると言葉に重みを感じますね。
筆者の語彙力がないのでうまく言えませんが、社長のこの言葉にはメルト君を叱りつつも奮い立たせる狙いがあるというか、「甘えんじゃねえ」と言いつつ「顔売りできることだって凄いことなんだぞ」とメルト君にエールを送っているというか、そんな感じがします。(語彙力がほしい…)
そして現在、メルト君は地道な努力を重ね、「東ブレ」の舞台で一種の成功体験を掴みました。顔売りタレントとして芸能界の仕事を続けたことで見える世界も少し広がってきたようです。
メルト君も自分の芸風に誇りを持ち始めたようで、「所詮は顔売り」とレッテルを貼られても、それでも上等だと思えるようになりました。
何事も誇りを持って前向きに取り組む姿はかっこよく映るもの。メルト君にはこれからも「職業:イケメン」として頑張ってもらいたいですね。
感想/まとめ
【推しの子】番外編、第2回目は「鳴嶋メルト」君のお話でした。
前回に引き続き、ページ数は少ないながらも満足度の高いお話でしたね。この短いお話の中でメルト君の成長が見られておじさん嬉しくなっちゃいました。
初登場時はぶり大根のチャラ男にしか見えなかったメルト君が、今では自分の芸風(顔売り)に誇りを持って仕事をしている。かつてのチヤホヤされて天狗になっていた頃とは大違い。心構えが違います。
ただの感じの悪いモブキャラで終わるのかと思いきや、いい感じの青年に成長してくれました。ぶっちゃけストーリー上は居ても居なくても変わらない存在だと思いますが、私はこういうキャラ結構好きですね。
あと、事務所の社長も良いキャラしてましたね。少し口調が強めでちょっと怖そうですが、メルト君が変な方向にブレずにやってこれたのはあの社長の言葉があったからこそ。あの社長がいなければ今のメルト君はいなかったと思うと、社長の存在は大きいですね。
番外編はこういう普段目立たないキャラの裏側を描いてくれるから面白い。第3回、第4回は誰に焦点が当たるのか今から楽しみです。
それではまた次回!
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